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こぐし 海の畑~umihata~
小串漁港広場の近くには、魅力的なお店が並んでいます。紹介する「こぐし 海の畑~umihata~」もその一つ。朝は自家焙煎のコーヒー「イケダコーヒ」が自慢のモーニングメニューを提供。昼は地元で愛される商店「フードショップありみつ」が提供する弁当と総菜を販売。夜はお酒とおつまみを提供するバー形式。週末は季節に応じた各種イベントを開催しています(営業日と時間の詳細はインスタでご確認ください)。
うみはたは、このサイトの「豊浦のひとたち」で紹介した芸術家石原英介さんや、「フードショップありみつ」の有光和也さん、里山コーディネーターの磯部千尋さんたち有志数名が共同で立ち上げました。お店のコンセプトは“飲める公民館”。コーヒーやお弁当、お酒などを振る舞いながら、自分たちが企画したイベントや商品を、自身で楽しみながら提供する、というもの。そのコンセプトに共感した人たちが、組合(正式には組合のような組織)に入り、それぞれが会費を持ち寄って運営しつつ、自作の作品の販売やイベント等で地域の住民や、観光等で小串を訪れた方々と賑やかに交流する場なっています。
規模は小さくても、やりたいことをやれる場。参加する人たちそれぞれが価値を高め合いながら、もともとあったこの地域の“良いもの”を大切にし続けたい。そして、ここに訪れる人たちが求める灯のある場所であり続けたい。そんな素敵なお店が豊浦・小串にあります。



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new ORION
小串の海岸沿いにあるnewORIONは、2024年8月にオープンしたうどんをメインとしたカフェレストラン。小串出身で下関市小月で居酒屋を営んでいるオーナーが、「地元でもお店を出したい」との思いから、元々海の家があった場所を購入し、開業しました。
敢えてむき出しにした空調パイプと木材のカウンター・テーブルがおしゃれな内装のこのお店の名前の由来は、元あった海の家の名前が『ORION』で、そこに新しくお店を出したから『new ORION』にした、というシンプルな由来でした。
現在は、オーナーの奥様が中心にお店を切り盛り。メインのメニューであるうどんは、食べやすい細麺で提供。かつおベースの出汁がよく絡んで、食感、喉越しともに二重丸。出汁はあっさりした中にも、ほのかな甘味と芳醇なかつおの香りを感じられて、試食させていただいた筆者は、最後の一滴まで飲み干しちゃいました。
定食メニューも充実。唐揚げ定食やエビフライ定食など、下関産のお米を艶々に炊いてメインのおかずと一緒にミニうどんも付いて大満足な品揃え。要予約ではありますが、居酒屋メニューで夜の営業もやってくれます(予約は5名以上、メニューなどは相談で…)。
今後は、現在のお店の隣にBBQや地元の海産物を焼いて提供するお店をオープン予定とか。SUPやサーフィンなどで訪れるお客さんが立ち寄れて、小串地域をますます賑やかに彩るお店になりそうです。
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37CAFE(サンナナカフェ)
小高い丘の上に建つ広いお店の前に、これまた広くて停めやすい駐車場。
車を降りて店内に向かうまでの素敵な景色と、スタッフの明るく元気な「いらっしゃいませ」の声に、のっけからとてもいい気持ちにさせられます。
オーナーの藤本さんは、豊浦町のご出身。
東海地方等で仕事をしていましたが、大好きな地元・豊浦を盛り上げるため、Uターンして開業しました。
藤本さんの趣味であるオートバイやサーフボードが並べられた清潔感溢れる店内では、「『37CAFE』に出勤するのが楽しくて仕方がありません」という、藤本さんのお店に対する愛着が伝わってきます。
ここ「37CAFE」では、ふわっふわの食感が抜群のパンケーキや、プレミアムなソフトクリームなどのカフェメニューはもちろん、ワンプレート料理を中心としたお食事メニューも大好評。
それもそのはず、元々料理人だったオーナーの奥様が、市販のものを使わずに自ら開発したオリジナルの調味料やソースを使って本場の味を再現しているのです。
さらに、“お客様とのコミュニケーションをもとに、地域性を取り入れた味に改良を重ねる”、という地道な取り組みが続けられています。
お店の一番人気は、そのオリジナルソースを使ったガパオライス。一口食べると、気分は南国リゾートです。
もう一つの看板メニュー・ペペロンチーノは、パスタではなく、なんと沖縄そばを使用。その食感とソースの相性を重視して選択したのだそう。
カレーは、南国の海をイメージし、ベースにオマール海老を使用。
スープカレーは、ナス、レンコン、カボチャなど7種の野菜と骨付きチキンを煮込んだ贅沢な一品です。
その他にも、メニューには、こだわり満載の一品が並びます。
「心地よく、ゆったりと過ごしてもらえるよう、お客様から見て違和感のない店作りと接客を、スタッフに徹底しています」と語るオーナー。
その眼差しからは、ここ「37CAFE」と豊浦への、強い愛情を感じ取ることができました。

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seasidevilla HILIFE
2020年にオープンし、宿泊、キャンプ、アクティビティ、バーベキュー、そして絶景の夕焼けと、様々な楽しみ方を満喫できる、海岸沿いのホテルです。
ご宿泊のお部屋は、洋室8、和室2、室内グランピング1(山口県内唯一)の、計11部屋を用意。
室内グランピング以外は全室オーシャンビューで、眩しいほどの海の碧(あお)と燃えるような夕日の朱(あか)をお部屋から眺めることができます。
敷地内の庭にテントを張って、キャンプ場として利用できたり、RVパークとして利用できたりするスペースもあり、宿泊施設としての利用方法は多種多彩。
水上バイクやスキューバダイビング、フィッシングなど様々なアクティビティも実施。
クルージングでは、角島大橋付近まで周る「角島コース」が大人気。
あの絶景を海から眺めるという、とても新鮮な体験が可能です。
料理は、バーベキューはもちろん、下関特産のふくを中心とした海鮮料理やがんがん焼も。
冬限定で牡蠣小屋の営業も行っています。
ランチやデイキャンプなど日帰りプランも充実。月1回程度のイベントも企画しており、これまで、音楽イベントやマルシェを開催。
「これからも、ビーチクリーンなどを含め、様々なイベントを企画していきたい。たくさんのお客様に利用してほしい」と、マネージャーの伴野さんが、今後の抱負を語ってくれました。
眼前のビーチに隣接したプールがあり、ハートのオブジェなどのフォトスポットもあり、そして何より、響灘を望む絶景があり。
ぜひ立ち寄っていただきたいスポットです。


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Rinca
2023年8月にオープンした、海の見える、ふくと海鮮、ランチのお店。
市内でちゃんこ料理店を営んでいたオーナーは、ふぐ処理師免許を持っており、絶品の海鮮料理をいただけます。
ボリューム満点の海鮮丼と貴重な天然えび・シータイガーを使ったえびフライセットも一押し。
海鮮系のみならず、国産鶏の「とり天セット」、「ローストビーフ丼」もおススメです。
さらに、豆腐や漬物の麹まで手作りというこだわりよう。
これらの料理が、オーナーオリジナルの木の器に盛られて提供されます。
この器、一見の価値ありで、なんと、こちらで購入することもできるのです。
敷地内の駐車場では、マルシェも開催。
オーナー曰く、「いろんなお店や人が集い、にぎやかで楽しく皆で作り上げていける場所にしたい」。
その夢は、きっと実現すると思います!

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大河内温泉 いのゆ
大自然に抱かれた四季折々の風景の中で、美肌効果抜群のお風呂を満喫できるのが、ここ「大河内温泉 いのゆ」です。
全国でも有数の「pH値=9.5」を誇るアルカリ性の泉質が特徴で、美肌効果は折り紙付き。
お肌にとろみを感じる柔らかいお湯で、湯上がり後は、しっとり・すべすべ肌になります。
保温効果も素晴らしく、かなりの間ポカポカ感が続きます。
湯船だけでなく、かけ湯、シャワーも全て温泉で、湯温調整のための水も源泉を冷まして使用しているという、正真正銘・源泉100%かけ流しの温泉なのです。
そのため当然ファンも多く、筆者がお邪魔した平日の午前中でも途切れない来客に、その人気ぶりを感じました。
予約限定でお食事もできます。
自家製米や地元で取れた季節の食材を使ったお料理を、ぜひ召し上がってみてください。
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つばき
2023年10月オープンで比較的新しいお店であるにもかかわらず、ここのそばを食べたくて遠方から足を伸ばす客様も。
「“小説家の池波正太郎が愛した東京のそば屋”の味を再現したい」と語ってくれた職人肌の店主。
それを再現するため、そのお店が仕入れている製粉所から、旬で一番高級なそば粉(常陸秋そばが中心)を仕入れ、自ら手打ちしています。
「そば自体の風味を楽しんでほしい」との思いから、もりそばのみの提供という徹底ぶり。
もともと地元で評判の老舗「豆腐屋りんたろう」を営んでおり、そばと一緒に温泉豆腐や湯葉、京揚げ(サクサク食感の絶品)を頂けて、お腹も心も大満足です。
そばと豆腐料理で、日本の食文化の奥深さを知れた気分に。
店主曰く、「うどんは食欲を満たし、そばは知識欲を満たす」。
名言です。
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ドライブイン 犬鳴
創業約60年の歴史を持つ、メガ盛りで話題の人気店です。
毎日通い続けるリピーターさん、親子3代で通うお客さんもいるほど。
それもそのはず、焼そば、焼飯、ちゃんぽんなどは、「これでもか!」と言わんばかりのメガ盛りです。
インスタ映えすること、間違いありません。
ママさんが丹精込め、フライパンを振るって作る料理の味は、もちろん保証付き。
定食のごはんはおかわり自由で、アフターコーヒーもサービスです。
ママさんの「一人で作っているので、お客様をお待たせすることもあり、申し訳なく思っています」という心遣いや、「損得より、お客様に喜んでもらえることを続けたい」という心意気が、お料理からしっかりと伝わってきました。
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