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			  川棚グランドホテルお多福天保年間(1830~1844年)に「於多福屋旅館」の屋号で創業した、185年以上の歴史を持つ、川棚温泉を代表する老舗ホテルです。 
 
 川棚温泉街の中でもひと際目立つ6階建てのホテルで、ロビーに入ると、落ち着いた照明の中から、川棚の石や木で作られた設(しつら)えがお客様をお迎え。
 館内の様々なオブジェやアートも、川棚を表現したものばかり。
 滞在を通して、「お客様に川棚を感じていただけるように、そして、お多福さんのように笑顔になっていただけるように」というホテルスタッフの思いが込められています。
 
 客室は、本館に27室、温泉付離れが15室。
 離れで部屋食をお楽しみいただけるプランもあり、慌ただしい日常を忘れ、ゆったりと過ごしたいお客様に大変好評とのことです。
 
 ここに来るお客様のほとんどは、その優しい泉質の温泉と、とらふく料理がお目当て。
 下関ならではのふく料理でもっとも重要なのが、「身欠き」と「熟成」です。
 その技術を極めた熟練の料理人が提供する「とらふくフルコース」は、こちらの名物となっています。
 
 そして、もう一つのお目当てが温泉です。
 川棚を愛した俳人・種田山頭火による120の句をレイアウトした大浴場と露天風呂。
 豊浦の山々を眺めながら浸かる湯の泉質は弱アルカリ性で、古い角質の新陳代謝を促し、つるつる・すべすべのお肌に導くことから「美人の湯」と呼ばれています。
 
 館内のアートも料理も“地産地消”。
 川棚の“良きもの”を使い、“良きもの”として提供するというホテルのこだわりが、ホテルの企画するイベントにも込められています。
 
 企画担当の筑本さんは、「川棚の景色の中で、川棚を感じてもらえる企画を考え、それをデザインし、実行し、続けていきたい」と語ります。
 
 人気の秘密は、施設と料理、そして、スタッフの方々のおもてなしにある。
 そんな気がします。      
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			  元祖瓦そば たかせ「川棚に人を招きたい・盛り上げたい」という思いを持った初代店主が、お客様に「見て楽しい、食べて美味しい料理を」と考案したのが、「元祖瓦そば」。 
 温泉資源を守るために、江戸の昔から庶民にも瓦の利用が特別に許されていた川棚温泉には、瓦の上で食材を焼いていたというエピソードも残っており、それにインスパイアされたとか。
 
 全国各地から、ここを目当てに来るお客様も多数。
 「目の前に出された瓦そばを見た時にお客様が驚く様子と、食べた時に感動してもらえるのが誇り」という従業員の皆さんが、明るくテキパキとサービスしてくれます。
 
 「元祖瓦そば」と並ぶ名物「うなめし」や会席料理も、ぜひご賞味あれ。
 川棚温泉街には、「本館」、「南本館」の2店舗があります。    
